老後に必要なお金 シミュレーション
老後に必要なお金をシミュレーションしてみます。
(夫婦2人の場合)
夫婦2人でいくらあると「ゆとりある生活」ができると思いますか?
「月額35.4万円が平均値」
(生命保険文化センターの調査結果より)
60歳で退職して夫婦2人で89歳までゆとりをもって過ごす場合
=「約1億2千万円」(35.4万円×12ヶ月×29年間)
厚生年金受給額
=月額約22.2万円(平成27年度データ)
=総額約6000万円(22.2万円×12ヶ月×24年間)
(65歳のため89歳までの24年間)
約1億2千万円ー約6000万円=約6000万円
ですので、
60歳で退職する場合約6000万円の備えがあれば、
「ゆとりある生活」の実現に近づきますね。
6000万円は大変?(汗
世帯主が60~69歳の家庭の平均消費支出は月約26万円
70歳以上の家庭で約21万円
(統計局の2014年家計調査)
ですので、
60~89歳までの生活で必要な金額は約8000万円となります。
消費額約約8000万円ー年金約6000万円=約2000万円
なんだ、約2000万円あればなんとかなる?
いえ、
平均消費支出計算は「住居費=約1.5万円」で計算されています。
住居費=約1.5万円
この金額は一般的に見て「少ない金額」だと思います。
ですので?
「まずは60歳までに3000万円を目安」
が妥当かなと思います。